徳島・万代中央ふ頭（徳島市万代町5）の倉庫で3月21日、手作り作家らによる展示即売会「ハンドメイドマーケットin第二倉庫アクア・チッタvol.7」が開催される。

一枚板のベンチを作る作家さんに集まる来場者

　物販28店舗、ワークショップ3店舗、飲食9店舗の計40店舗が集結。うち12店舗が初出店という。物販は、リバティやリネン、草木染などの布小物、ガラスなどの食器やランプ、木製の雑貨や家具、アクセサリー、洋服、多肉植物の寄せ植えなど、ジャンルはさまざま。飲食は、とくしまバーガーをはじめ、タイラーメン、豆腐ドーナツ、グリーンカレー、包みピザなど多国籍でバラエティーに富んだメニューが並ぶ。コラボ企画として、同ふ頭内で営業する親子カフェ「はこいろ」で、今年徳島デビューする住宅ブランド「ソラマド」による黒板作りワークショップ＆写真展も開かれる。

同イベントを主催するのは、同ふ頭の活性化に取り組むNPO法人アクア・チッタ（TEL 088-679-8001）。「県内外の手作り作家たちの作品発表や交流の場になれば」との思いからスタートし、今回で7回目を迎える。　県内では同イベントのほか、県下最大規模の「徳島クリエーターズマーケット」や、癒やしと手作り雑貨の融合「クオリティー セレクション」、ほっこりした雰囲気が人気の「手作りにこにこ市」など、各所で手作り市が開催されている。近年では、手作り作品を扱う雑貨店も増えてきていることから、徳島の手作り人口の増加と各作家のクオリティーの高まりが伺える。

同イベント事務局の松田さんは「家事や子育ての合間に手作りを楽しんでいる人はたくさんいると思う。そんな人たちもデビューの場として気軽に参加できるイベントにしたい」「来場者やほかの作家さんと交流することによって、さらなるモチベーションアップやアイデア発掘につながると思う」と話す。来場者に向けて「お気に入りのオリジナルアイテムがきっと見つかるはず。休憩するスペースもたくさんあるので、春の陽気の中でのんびり空間を味わってほしい」とも。

　開催時間は11時～17時。入場無料。問い合わせは同NPOまで。