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徳島駅前の雑貨店、「audrey」が6年間の営業に幕-業態スリム化を目的に

店舗外観

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 徳島駅前の「アミコ専門店街」(徳島市元町1)で8月27日、スタイリッシュセレクト雑貨「audrey(オードリー)」が6年間の営業に幕を閉じた。

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 「ココロがワクワクするショップ」をコンセプトに、海外や国内、県内のクリエイターの作品を提案してきた同店。店名には徳島を盛り上げたいという意味を込めた「阿波踊り」の「おどり」と、長谷川さんが人間的に尊敬する「オードリー・ヘップバーン」の「オードリー」という2つの意味を掛け合わせ名付けたという。

 もともと、兵庫県出身の長谷川さん。徳島へ来たのは2004年頃。同所にほど近い商店街を起点に商売を行ってきたが、来街者の減少と共に、2008年同館1階のイベント広場前に同店を出店。「駅前に立地するこのエリアでしか表現できない、心がワクワクするお店を作りたかった」「県外へ買い物に行く若者たちの足を少しでも県内にとどめるため、都会的な雰囲気を提案し、町に貢献したかった」と当時を振り返る。

 閉店について長谷川さんは、「6年間やってこられたのも、多くの方にご利用いただいたからこそ。ありがたい気持ちでいっぱいです」「閉店は寂しいことだが、新たな一歩を踏み出し、チャレンジしたからこそ現在があり、後悔はしていない。ここまで支えてくれた人に感謝したい」と笑顔を見せる。

 今後については、「飲食業態へ絞りスリム化を行い、また新たなチャレンジを続けていきたい。自店の繁栄をもって町に貢献していきたい」と意欲を見せる。

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