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文化の森総合公園で徳島演劇ネットワーク公演「二丁目のグッドバイ」

ネットワーク化は、知識や技術の勉強、公演内容の充実にも役立っている

ネットワーク化は、知識や技術の勉強、公演内容の充実にも役立っている

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 徳島・北田宮の稽古場で12月11日、「徳島演劇ネットワーク」が来年1月の公演に向けて日夜稽古に励んでいる。

広い倉庫を活用した稽古場で活動が行われている

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 「第27回国民文化祭・とくしま2012」をきっかけに、県内で活動する演劇団体や個人が相互協力を行い、環境向上を目的に設立した同団体。「第16回徳島県民文化祭分野別フェスティバル」の演劇部門として、文化の森総合公園内にある「県立21世紀館イベントホール」(徳島市八万町)で2015年1月24日・25日の2日間で計3回公演を行う。同フェスティバルへの参加は今年が2回目。

 団体に所属するのは、劇団テアータ‘80、劇団オレンジサイクル、劇団「混沌(仮)」、WOM BOX、演劇集団自由工場、STUDIO FREE、徳島大学演劇部、文理大学演劇部など8団体。主に県内在住の劇団員で構成し、今回初出演の人もいるという。

 昨年の「ジェスチャーゲーム」に続き、今年公演するのは劇団「開店花火」の作品「二丁目のグッドバイ」。公演時間は約2時間。今年、10月ころから週3回の全体稽古をはじめ、劇団テアータ‘80が管理・運営する倉庫兼稽古場で、出演者19人、スタッフを含めた総勢約30人が日々稽古に励んでいる。
25日の千秋楽開演前には、イベントを開催予定。上演中は、耳の聞こえの不自由な人のために字幕投影も行う。

 今回の見どころについて演出の西浦真弓さんは「出演者数がとても多く、見応えのある公演。それぞれの登場人物の中にあるストーリーに注目してほしい」「新規劇団員も随時募集をしているので、ぜひ会場に足を運んでほしい」と笑顔を見せる

 3人の子どもを持ち、自営業を営む傍ら、劇団員として今年2回目の参加を迎える三原さんは「こう演じたいと思っていても、すぐに表現できないところが難しいところ。演じられた時はほんとにうれしい」「公演当日は、応援してくれる友人や、稽古に送り出してくれる家族への感謝の気持ちを表現する場所だと思って練習している」と意気込みを話す。

 開演時間は、2015年1月24日18時30分~、25日13時~/17時~。千秋楽開演前には、イベントを開く予定。上演中は、耳の不自由な人のための字幕投影も行う。

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