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徳島・万代町倉庫で「ガレキとラジオ」自主上映-限定「福幸カフェ」も

自主上映会を準備する「観る会」メンバー

自主上映会を準備する「観る会」メンバー

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 徳島・万代町の第二倉庫アクア・チッタ(徳島市万代町)で10月19日、「東北震災関連ドキュメンタリー映画祭」2本目となる「ガレキとラジオ」の自主上映イベントが開催される。

福幸カフェの様子

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 主催は「徳島でガレキとラジオを観(み)る会」のメンバー。徳島での自主上映は今回が初めて。

 当日は上映会のほか、被災地の現状を伝えるパネルや、東北の子どもたちの夏休みホームステイの受け入れを行う「ダッシュ隊徳島」による写真パネルを展示。徳島ライフセービングクラブによる佐藤信一さんの写真集「南三陸から2011.3.11-2011.9.11」(1,575円)も販売する。

 併せて、チャリティー飲食ブースも展開。同会が企画する「福幸(ふっこう)カフェ」では南三陸町「オーイング菓子工房RYO」から取り寄せるマドレーヌ(150円)を限定30個販売。チャチャハウスコーヒー、チュチュチュロスカフェ、川添果樹園の飲食販売も行い、これらの売り上げは全て南三陸町に寄付する。

 「ただ映画を見て終わるのではなく、各ブースでの人との交流も楽しんでほしい」と同会代表の中山尚子さん。4カ月の準備期間を経て「観る会が、まるで映画の追体験をしているかのよう」と話す。上映後は同会や出展者らによるトークイベントも行い、映画に登場する元・FMみなさんのアナウンサー平形有子さんからのビデオメッセージも流す。

 東北震災関連ドキュメンタリー映画祭は、会場を管理するNPO法人「アクア・チッタ」が「万代座」と銘打ちプロデュースしたもの。「ガレキとラジオ」は、10月5日に上映された「東北ライブハウス大作戦-ドキュメンタリームービー」に次ぐ2本目。11月16日には「LIGHT UP NIPPON」の上映を予定している。

 開場17時、上映開始18時。入場無料。定員は100人で、事前整理券を配布する。問い合わせはアクア・チッタ事務局(TEL 088-679-8001まで)。

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