徳島・吉野本町に生花店「Shammy’s flower market」-3児の母親が起業

「入りやすいよう、デザインを考えた」という店舗外観

「入りやすいよう、デザインを考えた」という店舗外観

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 徳島・吉野本町の八幡神社並びに12月20日、生花店「Shammy’s flower market」がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 店主で3児の母親でもある竹内登志子さんは、香川県のフワワーショップ「キキ-ヤードヤード」(高松市)が開講する教室に約10年通い花を勉強してきた。末っ子が保育所に入所したのをきっかけに、「今後の人生をどう歩むかを考えた時、店を持ちたい、夢をかなえたい」と起業を決意したという。

 開業準備のため、約3年前から週3回のペースで高松に通いはじめ、ブライダルの飾り付けなど、出店に必要なさまざまな技術を学んだ。内装は竹内さんが好きなアンティークの什器を設置。モルタル塗装に仕上げた店内奥壁面で落ち着いた雰囲気を演出。白塗りの壁には流木や、植物などをディスプレー。清潔感があり、カジュアルな雰囲気を演出する。

 「当初、自宅近くで出店先を探していたが、なかなか思うようなところが見つからなかった」という竹内さん。以前から店舗デザインが気になっていたヘアサロン「ルブランヘアギャラリー」(徳島市安宅)の矢竹オーナーに相談したこところ、「隠れ家的な場所でもいいのではないか」とのアドバイスから、エリアを広げ物件探していたところ、9カ月目にして同所を見つけたという。

 店頭では、切り花をメーンに、観葉植物、多肉植物、花器など、手間のかからないものを販売。現在は、1000円前後のブーケが売れ筋に。購買は同エリア近隣に住む人を中心に、30代~50代の女性の利用者が多い。「ドライフラワー」の需要も多く、今後カゴやブリキもの、鉢ものなどの品ぞろえを増やしていくという。近隣であれば5000円以上購入で無料の配達も請け負い、地方発送にも対応する。

 営業時間は、平日=11時~17時、土曜・日曜・祝日=10時~19時。木曜、第1・3日曜定休。

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