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徳島に山口敏太郎さんプロデュースのお化け屋敷-ゾンビが商店街を徘徊

「廃病院の入口から心して入ってほしい」と話す関係者

「廃病院の入口から心して入ってほしい」と話す関係者

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 徳島・東新町1丁目商店街に7月12日、山口敏太郎さんプロデュースのお化け屋敷「阿波幻獣(げんじゅう)屋敷2014」がオープンする。

阿波幻獣(げんじゅう)屋敷入口

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 昨年に続き2年目となる同イベント。四国4県で実施する地域貢献を目的にしたプログラム「四国をハッピーにするプロジェクト」の一環。

 徳島県では「阿波の古き物語や伝説」で商店街を活性化し、昔のにぎわいを取り戻すプロジェクト「ミステリーシャワー」を4年間に亘り展開。継続的な街づくりを目指す。お化け屋敷は同県出身のオカルト研究家、山口敏太郎さんがプロデュースを行う。

 初年度は「商店街を思い出してもらう」「新町エリアを知らない世代にPRをする」ことを目的に開催。期間中約7,800人を集客した。担当の小川さんは「昨年、来街実績は作れたが、回遊に関しては反省点を残した。今年は商店街を回遊してもらうきっかけをつくりたい」と話す。

 同所向かい側の空き店舗を「ハッピー四国ステーション」として新設。入場待ちの休憩所として無料開放を行う。テーブルや椅子などを設置するほか、町の情報発信ステーションとして、商店街マップや観光マップを掲示。「らーめん、うどん、カフェ」などの近隣飲食店から「デリバリーサービス」を受けられる環境をつくるなど、新たな試みも行う。期間中、会議スペースとしての無料貸し出しも行う。

 今年人々を震い上がらせるのは、昨年大集合した「幻獣」の細胞に潜んでいたウイルスに感染したゾンビたち。小川さんは「リタイアする人もたくさん出るでしょう」と笑顔を見せる。今年は安全面にも配慮し、館内に防犯カメラを設置。7月5日に行った「お面づくりワークショップ」で制作した約40点の作品も展示する。

 12日14時からは同市原秀樹市長や来賓を迎え、オープニングセレモニーを開催。四国霊場第19番札所立江寺(たつえじ)住職による「おはらい」も行われる予定。

 詳細はホームページで確認できる。

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