アミューズメントバー「FLY」(徳島市仲之町)で6月15日、県内最大級の音楽フェス「WORLD EXOTICA(ワールドエキゾチカ)2014」が開催された。
3階・4階の2フロアを使い、「聴く」「観る」「体験する」「食べる」「買う」をテーマに、音楽、映像、ファッション、クラフト、食などを展開する同イベントは今年で7年目。「上質な音楽を届ける」ことをコンセプトにジャンルを超えた空間を作り出し、16時30分の開場から24時までに約700人が集まりにぎわいを見せた。
3階のLIVE&DJフロアでは「NAGAO TERUAKI」「WELB」「TSUYOSHI SATO」「SAWAGI」「YOSHIHIRO OKINO」「ROOT SOUL」「SHUYA OKINO」「orange pekoe」など8組の音楽アーティストが出演。4階のART&FOODフロアでは、生花をその場でアレンジ販売する「LUCCA」、とくしまマルシェによる地元食材のケータリングフード販売などが行われ、ステージでは徳島在住ヘアメーキャップアーティスト、YOSHINKO「WALTS」の音・映像などを織り交ぜた、インスタレーションアート「5分間のワルツ」の公演が行われた。
徳島県出身で東京を拠点に活動するDJ佐藤さんは「徳島のイベントに参加して、音楽だけではないつながりも増えてきた」「今後も徳島にアーティストを連れてくる事を考えている。参加アーティストが『また徳島に来たい』と思うようになれば恩返しにもなる」と話す。
地元の音楽文化に関しては、「東京での生活が長いので徳島の現状は分からなかったが、ワールドエキゾチカのようなイベントがあるのは貴重。来年も協力して東京と徳島をつないでいく活動も考えている」と意気込みを見せる。