徳島・小松海岸にある「小松海水浴場」で7月15日、海開きが行われた。
1999年に徳島市により整備された同海水浴場。今年で開設16年目を迎える。徳島駅から約5キロ、車で約20分の距離に位置し、土曜・日曜・祝日には多くの海水浴客でにぎわいを見せる。この日の徳島市の気温は30度。7軒の海の家が営業を始め、家族連れなどが海水浴を楽しんだ。
横200、縦100メートルにわたり遊泳区域を設ける遠浅の同ビーチ。昨年は3万2300人が利用し、今年は3万5000人を目指す。ビーチには定点カメラ1台を設置。ネットを通じ、波の状況や人混みの様子をライブ配信する。
同市公園緑地課が運営・管理を行う事務所には、「管理本部」「看護師詰め所」「警察官詰め所」などを設置。砂浜には監視塔、海には海水浴場標識ブイ、規制ブイなども設置。安全面に配慮する。施設として仮設トイレ、シャワーなども用意し、駐車場は600台を完備する。陸上監視員には、徳島ライフセービングクラブ、徳島大学水泳部、徳島市水泳協会の協力の下、当番で安全確保を行う。
担当者は「市内唯一の海水浴場なので、ぜひ遊びに来てほしい。観光面でもPRしていきたい」と話す。
営業時間は10時~17時。開設は8月15日まで。