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映画「ホットロード」三木監督、徳島で凱旋舞台あいさつ-誕生日サプライズも

「映画館で気持ちの共有を体感してほしい」と話す三木監督

「映画館で気持ちの共有を体感してほしい」と話す三木監督

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 徳島の「シネマサンシャイン北島」(板野郡北島町、TEL 088-697-3111)で8月30日、映画「ホットロード」監督の三木孝浩さんの凱旋(がいせん)舞台あいさつが行われた。

サプライズでは、監督の似顔絵入りケーキが贈られた

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 1986(昭和61)年から1年間、集英社発刊の「別冊マーガレット」に連載され、全4巻の単行本累計発行部数が700万部を突破した紡木たくさんの人気少女コミックを実写映画化した同作品。同県阿波市出身で、「ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」などの三木監督が、昨年秋に公開された「陽だまりの彼女」から約1年ぶりに同館での舞台あいさつに登壇した。

 この日、15時の回の上映後、三木さんが登壇し、撮影時の様子や同作品への思いなどを話した。質問コーナーでは、来場者から主演の能年玲奈さんや、登坂広臣さんの撮影時の様子などの質問に答えた。その後、8月29日に40歳の誕生日を迎えた三木さんへのサプライズとして、出身高の「阿波高校」の恩師らがつくる「阿波ティーチャーズ」や、同高現役生から花束やケーキが贈られた。

 凱旋舞台あいさつについて「恥ずかしい」と話す三木さんが映画監督を志したのは高校時代。生徒会担当の井貝先生の協力の下、「映画同好会」を結成。週末、みんなで集まり三木さんが選択した映画鑑賞会を行った後、感想などを言い合っていたが、見るだけでは収まらず撮影にも取り組んでいたという。

 同作品について、三木さんは「フィクションの世界と現実をつなげる『空』と『色』、『時間の流れ』を意識して撮影を行った。10代で映画に出会い、今の感受性を培った。自分があのころに映画からもらったものを、今の10代に伝えていきたい」と笑顔を見せる。

 高校時代の恩師である井貝さんは「当時、『映画監督になりたい』という、彼のために映画同好会を作った。昔から純粋で努力を惜しまない人間。三木君だから周囲の人が応援してくれる。その姿は今も昔も変わらない」と当時を振り返る。「彼だからみんなが喜ぶ映画をつくれた」とも。

 10代の若者へ向け、三木さんは「自分の願いや夢を口に出して言ってほしい。夢と現実がかけ離れていて人に言うのは恥ずかしいかもしれないが、口に出す事でスタートが切れるし、意識がそこへ向かっていく」とメッセージを送る。

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