徳島・藍住町の入浴特化型デイサービスセンター「喜楽」(藍住町)がオープンして9カ月がたった。
同県初の入浴特化型デイサービスセンターとして開設した同施設。入浴を目的とした利用者の補助を行い、午前・午後の2部制で各定員10人を受け入れる。施設では入浴のほか、健康チェック、機能回復訓練、ティータイムを基本プログラムとして展開する。
今では銭湯代わりに活用する利用者の新たな社交場としてにぎわいを見せ、開設当初は利用者も戸惑いを見せていたが、昨年12月ごろから口コミなどで客が増えはじめたという。利用者からは「気軽に利用でき友達もできる。目的だけを達成できるので利用しやすい」という声が寄せられているという。
オーナーの絹川さんは「既存施設では入浴のために5時間以上も過ごし、お遊戯のようなことをするのは負担がかかる利用者もいる。3時間と短縮することで利用者のニーズに応えたかった」と話す。今後は施設の拡大を計画しており、利用者数拡大を目指す。