徳島の祥雲閣で落語寄席会 月亭方正さんら2人出演

方正さんの落語徳島初公演となる渭水祥雲閣寄席

方正さんの落語徳島初公演となる渭水祥雲閣寄席

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 結婚式場「渭水祥雲閣」(徳島市沖浜東1)で8月10日、「阿波路武者修行渭水祥雲閣寄席」が開催される。

渭水苑の庭園からの眺め

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 落語家の月亭方正さんと桂三幸さんを招き開く同会。約3年前、奥出雲の稲田姫を祭る稲田神社で奉納した檜舞台を活用することを目的に企画した。同式場の和田専務の共通の知人を通じ、近年地方公演などにも力を入れているという方正さんを紹介してもらい実現した。

 舞台上では例年、毎年6月ころに行う京の舞「都をどり」や阿波踊り、隣接する料亭「渭水苑」の庭で執り行う神前式などに活用してきた。和田さんは「この舞台を使いほかにも何かできないかと考えていた」と話す。

 1000坪の日本庭園を備えた和邸宅のウェディングや挙式、披露宴を展開する同式場は、1980(昭和55)年に料亭「渭水苑」として開業し、その後結婚式場「祥雲閣」を併設。約10年前にリニューアルを行うなど、ブライダル事業を展開。毎年、将棋の王位戦や終局後の大盤解説会場にも使われ、映画「人生、いろどり」や「眉山」のロケ地にも選ばれた。

 和田さんは「今後、披露宴以外でも能や歌舞伎など、いろいろなことに取り組んでいきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は、18時開場、18時30分開演。席料は、前売り=2,500円、当日=3,000円。小学生以下入場不可。

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