徳島の南阿波エリアで1月、自然や文化を生かした体験プログラム「みなみあわ*つなぐプロジェクト」が始まった。
牟岐少年自然の家を拠点に、3月初旬までの土曜・日曜・祝日に開催する同プロジェクト。「美しい自然に育まれた独自の文化をより多くの人に知ってもらう」ことを目的に、同県教育委員会の委託を受けた一般社団法人「たからものがたり」が企画・運営を行い、同施設の新たな活用方法を試みる。
海陽町の縫製会社「トータス」(徳島県海部郡)での藍染め体験や、出羽島島民による寒天づくり体験、牟岐で唯一の職人から教わる炭焼き体験、漁師とともに船に乗る漁師体験など、大半のプログラムで地元住民が講師を務め、技術や知識を指導するほか、住民との交流機会創出を図る。
公式ホームページには各プログラムの詳細を掲載するほか、参加予約フォームを設置する。