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徳島で新年サッカーイベント-県出身のJリーガー8選手が集結

阿部選手(左)と道上選手(右)に挑む子ども

阿部選手(左)と道上選手(右)に挑む子ども

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 徳島の入田(にゅうた)球技場(徳島市入田町)で1月2日、「徳島出身Jリーガー後援会」が主催するイベント「徳島ニューイヤー・サッカーフェスタ2014」が開催された。

平井選手と子どもたち

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 4年目を迎える同イベント。同県出身の現役Jリーガーが集まり、サッカースクールや交流戦のほか、写真撮影やサイン会などを行った。今年は小学生選手90人に加え、保護者やサッカーファンなどを含め約300人が参加した。

 イベントには、藤本主税選手(ロアッソ熊本)、平井将生選手(ガンバ大阪)、實藤友紀選手(川崎フロンターレ)、阿部一樹選手(徳島ヴォルティス)、木下淑晶選手(同)、佐々木一輝選手(同)、表原玄太選手(愛媛FC)、なでしこリーガーの道上彩花選手(アイナック神戸)ら8選手が参加。子どもたちとの交流を楽しんだ。

 同イベントに初めて参加した道上選手は「子どもたちが一生懸命サッカーに取り組み、何かをつかもうとする熱心な様子に感動した。地元開催の交流イベントに参加できてうれしい」と感想を話す。「女性の参加者も多くうれしかった。彼女たちの目標になれるようこれからも頑張っていきたい」とも。

 参加した小学生男児は「リフティングのコツを教わった。今まで5回しかできなかったのが、10回までできるようになった」と笑みを浮かべる。交流戦でJリーガーと対戦した6歳の男児は「プロ選手は体が大きくて足も早い。試合では全然勝てなかった」「力をつけるために、自分もたくさん食べて大きくなりたい。冬休みが明けたら走って学校に通う」と意気込みを話す。

 同後援会代表の庄野さんは「イベントはもともと選手からの発案。世話になった方々への恩返しも含め、地元に帰る理由も欲しいとの要望があって始めた。準備は大変だが、選手や子どもたちが楽しんで参加する様子を見ると開催して良かったと感じる。子どもたちにはサッカーの楽しさを通じ、技術だけでなく団体行動の中での礼儀作法も学んでほしい。イベントを通じて人間的にも大きく成長していってほしい」と話す。

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