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徳島・南新町のカフェ、リニューアルでビストロ風食堂に-テラスで花の販売も

料理はジャンルを問わず素材を生かし調理したものを提供する

料理はジャンルを問わず素材を生かし調理したものを提供する

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 徳島・南新町のカフェ「LOZA(ロザ)」(徳島市南新町2、TEL 088-623-6767)が2月5日、「椿ダイナー」としてリニューアルオープンした。

テラススペースでは色とりどりの花を販売する

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 2000年に手作りスイーツやカフェの店としてオープンした同店。以前から夜のメニューを本格的に提供したいと考えリニューアルを決めた。

 今回のリニューアルでは、営業時間を夜だけにしてメニューも一新。夕食がメーンの料理を提供する。「全ての方に気軽に、そして日常的に味わっていただくための食堂(=ダイナー)」をコンセプトに、ジャンルにとらわれない創作料理を提供する。

 しょうゆやみそを使ったフレンチやイタリアンに和食を織り交ぜながら、その日仕入れた食材を使い、素材を生かした調理を行う。それぞれの料理に合わせて選んだワインや焼酎、日本酒も提供するという。

 取材日のメニューは「瀬戸内産生しらす」(600円)、「いいだこの白ワイン煮」(430円)、「新鮮カルパッチョ」(950円)、本日のパスタとして「クミンかおるボロネーゼ」「イカとチンゲン菜のアーリオオーリオ」(各1,200円)、「日替わり野菜のアンチョビソテー」(380円)などだった。

 内装は以前の雰囲気を生かしながら一部壁紙を貼り替え、家具なども一新。調理しやすくするためキッチンスペースを広げた。半地下のスペースは16席の洋風座敷に変更。「ビストロ風をイメージした」という店内は、テーブル20席、カウンター8席、テラス席を用意する。

 店名の由来は、店内奥のガーデンスペースに植えた白い花を咲かす「侘助椿(わびすけつばき)」の「椿」から。「店頭に植えた植物は、風を受けるため全て枯れてしまっていたが、奥の『椿』だけはオープン時からずっと枯れずに花を咲かせていた。これを店名にしたかった」と店主の新居さん。

 テラス席の一角では、フランスで修業したフローリストの伊丹さんが担当する生花店「Gnossiennes(グノシエンヌ)」の花を販売する。事前予約で、ブーケや誕生日など、プレゼントのオーダーも受け付ける。

「今後は、15時からスタッフが常駐するので、オープンまでの時間を生かし、店内やテラス席でテーブルコーディネートや花の教室も開いていきたい」と話す。

 営業時間は17時~23時30分。火曜定休。

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