徳島県・神山町で3月3日、「阿川梅の里 梅まつり」が始まり、オープニングニング記念式典が開催された。
同町阿野周辺の阿川地区にある県内最大規模の梅園で開催される同イベント。30ヘクタールの広大な土地に約1万6000本の梅が咲き誇る。
当日はあいにくの雨天で、当初会場に予定されていた二ノ宮神社から阿川小学校体育会に場所を変更。100人ほどが集まり、県議会議員の岩丸正史さんの「阿川のおもてなしを堪能してほしい」というあいさつの後、テープカットが行われた。
そのほか、阿川の伝統芸能「獅子舞」が行われ迫力のパフォーマンスで会場を沸かせた。最後には約3000個の餅投げが行われ、子どもから大人まで歓声を上げながら、かごや袋いっぱいに餅を持ち帰った。
イベント終了後、同実行委員会の川崎裕一会長さんが「全日の雨天で人が来るか心配だったが、思ったより人が来てくれてよかった。梅は10日あたりが見頃。9日には『梅まつり健康ウォーク』や食べた梅干しの種を飛ばし距離を競う『梅干し種飛ばし大会』があるので楽しみ」と来場を呼び掛けた。
「梅まつり健康ウォーク」は9日9時~、「梅干し種飛ばし大会」は同日13時から阿川小学校で行う。男性・女性・子どもの部があり、入賞者には景品を用意する。参加無料。