徳島・ひょうたん島クルーズ浮桟橋で5月12日、「d design travel WORKSHOP in TOKUSHIMA号発刊記念パーティー」が開催された。
「故郷を紹介する食べ物や飲み物を持ち寄る」ことをテーマに、関係者を含め約100人が参加。執筆者の紹介のほか、ナガオカケンメイさんが参加者らに半田そーめんをよそうなどしてもてなし、約2時間半のパーティーアは盛会となった。
3月28日に発刊された同ガイドブック。昨年10月から今年4月にかけてトークイベントやワークショップを5回開催。24人の参加者が、カフェ・レストラン・ホテル・人など、6つのカテゴリをテーマに同県の観光をデザインの視点から捉え執筆。「個性を紹介するデザイントラベルガイド」として発刊に至ったという。
同誌は、ナガオカケンメイさんを中心とする「D&DEPARTMENT PROJECT」が発行する「d design travel」のワークショップ特別編集版。現在、掲載店や県内のカフェを中心に置く。6月15日までの期間中、同誌に掲載されている「dマーク」のついた場所にオリジナルスタンプを設置。掲載スポットなどを旅して回る「徳島ぐるぐる」を開催する。
本誌を執筆した飲食店に勤める大島さんは「徳島の魅力をあまり知らなかったので、もっと知りたいと参加した。自分が調べる情報だけではなく、他の人が調べる情報も知ることができて勉強になった」と話す。編集に携わったコロン(山形県山形市)の川勝さんは「徳島は情熱のある人が多く熱心に取り組んでくれたことがとても印象的だった。だからこそ、私も本気で参加者らと向き合い編集に取り組めた」とも。