徳島・東大工町の路地裏に9月1日、バー&レストラン「Anji」（徳島市東大工町3、TEL 088-679-8710）がオープンした。

ボロネーゼ

　高岡智志さんがオーナーシェフを務める同店。席数はカウンター5席、テーブル20席。店内はロッジを思わせる内装に薄明かりの照明がともる。イタリアンをメーンに、ドリンクは厳選したワインなどを用意。「Wood craft ER（イーア）」の木製チーズプレートや、アクセサリーの展示販売も行う。

　高岡さんは高校を卒業して神戸で勤務後、「徳島で飲食店をオープンしたい」と24歳で帰郷。「珈琲日出蔵（ひでくら）」（徳島市北佐古一番町）で5年、同店近くのカフェバーレストラン「FARO」（徳島市籠屋町）で1年半の修業を積み、かつて思い描いていた起業の夢をかなえた、

　FAROでは、独立を前提に川崎オーナーから、イタリアンの全てのレシピや、経営のノウハウを教わったという。今年6月に同物件の話があり、出店を決意。当時、友人と先に決めていた「Anji」を店名に、夢を実現した。

　高岡さんは、「念願の夢がかなったが、実は実感がない。けど、オープンが近づくにつれ緊張の度合いが増してきた」「帰省後勤めた2店舗のオーナーには本当に感謝している」と笑顔を見せる。

　メニューは、「キャロットラペ」（500円）、「とりムネ カルパッチョ風」（700円）、「ボンゴレビアンコ」（950円）、「アマトリチャーナ」（950円）、「とりももバルサミコソース」（800円）、「ナス ペンネグラタン」（950円）などを提供する。

　営業時間は18時～翌2時。月曜定休。