徳島県が9月9日に公開した、共通コンセプト「VS(ブイエス)東京」と宣言したプロモーション動画がネットで話題を集めている。
「インパクトのある共通コンセプトで徳島県を打ち出す」ことを目的に発表された同キャッチコピー。今年4月、次世代の感性を生かした新たなコンセプトを打ち出そうと、県庁に勤務する20代中心の職員14人で結成した「タスクフォース」と、神山町にサテライトオフィスを構え映像制作を担当した「ドローイング アンド マニュアル」(東京都世田谷区)がチームを組み、半年間検討を重ね策定した。
同日行われた飯泉知事の臨時記者会見後、動画サイトの「ユーチューブ」や「Vimeo」で映像が公開され、視聴者のツイッターやフェイスブックでは賛否両論、さまざまなコメントが投稿されている。
同県担当者は「今まで、県に対する注目の目が少なかったので打ち出す施策もそれまでだった。まずは県が変わろうという意識が必要で、今回のような強いメッセージを出した。その後を見てほしいし、変わらなければいけない」と意気込みを見せる。
今後の展開については、「今回のように、外部からのプロの目を持ったクリエーティブな人たちに、徳島にある多くのいい素材をどんどん使って、新たなものをつくり出していってもらいたい」とも。