徳島大学院生が12月1日、在学生を対象に「サイコロクーポン」発行し、学内で話題となっている。
同大学院の講義「プロジェクト研究」を受講する日本人学生4人と中国人留学生4人が企画する同イベント。「地域」をキーワードに、過去さまざまなイベントに関わってきた三枝大将さんを中心に、体験型の同プロジェクトを企画・立案を行った。
クーポンの利用方法は、学内で配布するクーポン用紙と学生証(=教職員証)を持って、各店舗指定の対象商品を購入。サイコロ3つを振ってゾロ目が出れば、店舗により若干サービス内容は異なるが、会計が1~6割引きになるなどのサービスが受けられるというもの。
参加店舗は、「メンバーが一度は足を運んだことがあり、他学生にもオススメしたい」という学生目線で選んだ、飲食15店舗と美容院1店舗に直接交渉を行ったという。
クーポンは合計1000枚を印刷。これまで同大学常三島キャンパス構内で500枚のクーポンを手配りで配布。フェイスブックなどでも告知を行ったところ、蔵本キャンパスに通う学生から、「こちらでも配布してほしい」とリクエストがあり、配布範囲を広げたという。そのほか、生協などにも設置し、広報活動を行っている。
三枝さんは「行ったことのないお店を知ってもらうきっかけになればうれしい。期間中に利用せずとも、クーポンを見てもらうだけでもお店の宣伝になると思う」と意気込みを見せる。「ゾロ目になる確立こそ低いが、当たれば大きいし、遊び心ある企画だと思うので、ぜひチャレンジしてほしい」と参加を呼び掛ける。
開催期間は12月31日まで。