徳島・南新町の「ギャラリーLAKU」(徳島市南新町2)で現在、展示「la gatta candle」(ラガッタキャンドル)が開かれている。
「東京在住時にキャンドル作りに魅せられた」という同県出身のキャンドル作家、ミナトトモコさんが初めて開催する同個展。作品の販売や、自身が開催する教室に参加する生徒が作った作品の展示、ワークショップなどを展開する。
「東京へ出てから編み物や陶芸など、さまざまなワークショックに参加してきた」というミナモトさん。中でも「一番ハマった」という「Vida=Feliz(ヴィーダフェリス)」(東京都目黒区)主催のワークショップに興味を持ち、教室に約3年通い続けた。帰省後に同大阪校の「インストラクター講座」を受講し、資格を取得。昨年秋ごろから本格的に活動を始め、「bar txalaparta」(徳島市富田町2)を拠点に月1回のワークショップを開催している。
同展でも期間中、毎日14時と16時にワークショップを実施。同所の斜め向かいにあるフラワーショップ「グノシエンヌ」(徳島市南新町2)で、参加者自らが購入した生花を飾り付ける「円柱のお花キャンドル」(2,000円+花代)や、「アロマサシェ(=アロマワックスバー)」(1,000円+花代)などを作る。
「一般的に販売されている乙女作品とは違うものを作りたかった」と、今回新作となる民芸キャンドルを制作。「木彫りの熊」(6,000円)、「大黒とえびす」(3,000円)、「ひょうたん」(1,500円)や、「2段ケーキ」(6,000円)、「カップケーキ」(1,000円)などを展示・販売する。作品は色違いなどでオーダーも受け付ける。
シリコンや紙粘土を用いた型作りから始めるキャンドル作り。原料には、蜜ろうやパラフィンワックスなどを使用。キャンドル用色粉で色付けを行い、工夫を凝らす。
今後は「ワークショップを中心に活動していきたい」というミナトさん。「体験してくれた人が上手に作れた時がうれしい。作る楽しさを知ってもらいたい」と笑顔を見せる。「集中して無心でキャンドルを作り、完成した後のリフレッシュ感がとても好き」とも。
開催時間は11時~19時(最終日は16時まで)。2月14日まで。