徳島・万代中央埠頭(ふとう)から12月25日、「クリスマス・ディナークルーズ」が出航する。主催は万代中央ふ頭にぎわいづくり協議会。
かつて港町として栄えていた同埠頭周辺のにぎわいづくり創出を目的に、「LEDアートフェスティバル」(4月)、「ビアクルーズ」(8月)、「ひょうたん島博覧会」(10月)、「アクアチッタフェスタ」(11月)などのイベント時にもクルーズプロジェクトを実行してきた同協議会。クリスマスクルーズは今年で3年目。
当日は、同ふ頭に設置された高さ約6メートル、約1万球の白色LEDと、まちづくりに関わった約200人の顔写真がプリントされたリボンで彩る「水辺のクリスマスツリー」前から出航。浜田造船所(徳島市津田本町1)所有の遊覧船「エムズハピネス号」に乗船し、阿波観光ホテル(一番町3)のスペシャルコースを船内で提供する。
新町川や助任川、福島川など、吉野川分流に囲まれた「ひょうたん島」を18時30分~20時の90分で1周するコース設定。川から眺める街の景色や途中で通過する22本もの橋など、「いつもと違った視点で街を楽しみながらディナーを堪能できる」という。
クリスマススペシャルプレートのほか、若鶏のトマト煮込みバスク風、牛肉のシチューパイ包み焼き、胚芽ロールバケット、プリンとサンタ苺、ガトーショコラ、コーヒーなど全6品のコースを提供する。
「ディナークルーズは毎年キャンセル待ちが続出するほどの人気なので予約はお早めに」と同協議会の冨士貴子さん。「ツリーを設置することで、普段人気の少ない夜の埠頭に少しでも多くの人が訪れるきっかけになれば」とも。
料金は1人6,000円(要予約)。予約は同協議会(TEL 088-679-8181)まで。ツリー点灯は12月25日まで(17時~23時)。