徳島のカフェ「chu chu churros cafe」(徳島市東新町1、TEL088-655-8807)に12月4日、「四国若者1000人会議」に参加する若者2人が集まった。
「四国若者1000人会議実行委員会」「Home Island Project」「459」が主催する同イベント。12月8日、「地域活性化」「まちおこし」「地域ビジネス」「Uターン・Iターン」「四国に興味のある人」「四国出身者」を対象に、世代を超えた若者とベテラン、地元を離れて暮らす四国出身者や四国に思いのある若者1000人を集め渋谷ヒカリエホール(東京都渋谷区)で四国の未来について語り合おうというもの。学生や若手社会人のプレゼンテーション、若手リーダーの講演、交流会などを行う。
開設から3カ月がたった同イベントのフェイスブックページの「いいね」の数は早くも3000人を超え、注目を集めている。現在もなおSNSなどで参加を呼び掛けている。
この日、同イベントについて議論を交わしたのは、神山町をメーンに地域支援を行う会社に勤める杉大輔さん。「現在行っているプロジェクトや活動などを同世代の若者に聞いてもらいたい」とプレゼンテーションに名乗りを上げた経緯を話す。「1000人が集まる機会はなかなかない。たった1人でも四国を考えるきっかけになればいい。そんな人を探しに行く」とも。「ともに四国で活動できる仲間が増えればうれしい」と意気込む。
「1000人規模で開催するイベントがどのように行われるのかをこの目で確かめたい」と話す大学3年生の下村司さんは、節約のためヒッチハイクで会場を目指す。7日早朝に徳島を出発する予定。「前日の天候が気になる」と天気予報の確認に余念がない。会場ではテレビトクシマと同県商店街振興組合連合会青年部がタイアップし放映中の「We Love Tokushima 笑顔1万人キャンペーン」撮影クルーの役割を担い動画撮影を行う。「笑顔をたくさん集めてきます」と意気込む。
開催時間は13時30分~18時。参加方法はホームページで確認できる。