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四国大学キャンパスで冬の光アートイベント 親子連れなど参加

参加者が絵を描いた蓄光シートの前で四国大学生活科学の露口優波さん(右)と若松真由さん(左)

参加者が絵を描いた蓄光シートの前で四国大学生活科学の露口優波さん(右)と若松真由さん(左)

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 光のアートを子どもたちに楽しんでもらう「ヒカリアソビ2020」が12月21日~23日、四国大学(徳島市応神町)で開催され、最終日は300人の親子連れが訪れた。

描いた絵が壁面いっぱいに投影されたスクリーン

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 今年初開催となる同イベントはLEDなどの光を活用した教育を推進する事業の一環として開くもので、同大の児童学科、生活科学科の学生など20人余りが取り組んだ。最終日の23日は18時にイベントが始まり、学生が校舎壁面のスクリーンをバックにパプリカの曲でダンスを披露した。訪れた子どもたちは学生が作った光の迷路を歩いたり、光る風船釣りを楽しんだり、LEDライトを取り付けた大きなこまを回したりして楽しんだ。

 児童学科4年生の青木麻佑華さんは「今年はコロナでイベントがほとんど無く、ゼミ活動も満足にできなかった。このLEDイベントができたことで、お出掛けできなかった子どもたちに非日常を体験してもらえたのでは。光の迷路作りは、和紙を一枚一枚貼るなど大変だったが、きれいな光となり満足」と笑顔で振り返る。

 光でお絵かきを体験するブースでは、子どもたちが蓄光シートと呼ばれる光を蓄えて発光するシートにペン型のライトを当てて思い思いの絵や線を描いて楽しんだ。ブースを担当した生活科学学科4年生の露口優波さんは「体験ブースは卒業研究で取り組んでいる『光の絵』の技法を参考にした。光を当てると一定時間光り、子どもたちが喜んでくれているのでやって良かった」と話す。

 同大社会連携推進課T-LAP副本部長の田尾幹司さんは「冬の小さな光のイベントというコンセプトで学生が活躍して、子ども、家族に徳島のLED、光をアートとして身近に触れてもらう機会にしていきたい。家族連れが来てくれて満足している。来年以降も学生さんと一緒に工夫して続けていきたい」と話す。

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