終末期のケアをする支援者に向けたセミナー「終末期ケアと支援者のウェルビーイング」が10月16日、徳島県教育会館(徳島市北田宮1)で開催される。
同セミナーは、介護や看護を行う家族や医療従事者がおろそかにしがちなセルフケアについて、関係者同士で情報を共有し、共に考える機会を提供するため、おひとりさま向け終活サービスを提供する徳島のNPO法人「アライブラボ」(北沖洲)が企画した。
同セミナーで講師を務める精神保健福祉士でソーシャルワーカーの和賀未青さんは「支援者は、自分自身のケアがおろそかになり、喜怒哀楽といわれるような感情面での感覚を横に置いて家族や対象者の支援をし続ける。見えない疲労がたまっていくが、このことを支援者自身が声を上げるのは難しい。支援者自身が心身ともに健康であるために、この機会に課題や悩みなどを共有してほしい」と話す。
開催時間は10時~11時30分。参加無料。要事前申し込み。定員は15人。