B3リーグに今年から参加する新チーム「徳島ガンバロウズ」の開幕戦が10月6日・7日、アスティとくしま（徳島市山城町）で行われた。昨シーズン3位の横浜エクセレンスと対戦し、初戦は80-91で破れたが、翌日の2戦目は76-72で勝利した。

会場で声援を送る観客

　徳島に初めてできたプロバスケットボールチームの初陣を観戦するため、会場には試合開始前から多くのファンが長蛇の列をつくった。開幕戦の6日は3159人、初勝利を収めた7日は2450人の観客が会場で声援を送った。

　勝利後のインタビューで、ヘッドコーチのデマーカス・ベリーさんは「球団初の勝利を飾れてうれしい。今日勝てたのは、選手が一丸となってやるべきことができたこと、皆さんの応援で大きな後押しがあったおかげ。シーズンを通してもっと強くなって、どんどん勝っていけるようになりたい」と意気込みを見せた。

　この試合で29得点を挙げたテイブリオン・ドーソン選手は「この1カ月準備をしてきた結果が実った。目標は優勝を目指してしっかり戦うこと。毎試合精いっぱい戦うので、シーズンを通して応援していただければ」と話す。

　同リーグは全18クラブがリーグ戦のレギュラーシーズンを戦い、リーグ戦上位の8クラブで行われるトーナメント方式のプレーオフでシーズン順位を争う。シーズン順位の上位2クラブはB2リーグへの昇格の権利が得られる。

　次節は10月14日・15日、香川ファイブアローズと高松市総合体育館で対戦する。