徳島県農林水産部もうかるブランド推進課が10月22日、県産食材の消費拡大とブランドネーム「阿波ふうど」の認知向上を目的に、SNSで「阿波ふうど総選挙」を始めた。同日、しんまちボードウォーク(徳島市東船場町1)で「とくしまマルシェ」の来場客などにチラシを配って、キャンペーンをアピールした。
一般からの投稿を元に人気の県産食材を決める同企画。期間中、インスタグラム、X(旧ツイッター)、フェイスブックのいずれかでハッシュタグ「#阿波ふうど総選挙」を付けて投稿することで参加できる。期間中の投稿数が多かった食材上位3位を、来年2月25日開催の「とくしまマルシェ」で発表する。
同課販売戦略担当の加畑真理さんは「これまでも県産食材を応援する阿波ふうどスペシャリストを対象に投稿キャンペーンを行ってきたが、今年は参加者を限定せずに行う。徳島県にはおいしい食べ物がたくさんあることを、県外の方にももっと知ってもうため、動画や写真などを食材の名前とともに投稿してほしい」と呼びかける。
管理栄養士で阿波ふうどスペシャリストの金田知奈美さんは「徳島にはいい食材があるのに徳島に住んでいても、当たり前過ぎて気づいていない。皆さんに知ってほしいという思いで阿波スペシャリストに登録した。普段から、農産市や近所の方が作った地場の食材を使って料理をすることを意識している。期間中、積極的にSNSにアップしたい」と意気込みを見せる。
参加者の中から抽選で3人に県産食材が当たる。2024年2月14日まで。