JR徳島駅で3月6日、「徳島ヴォルティスJ1参戦ヘッドマーク取り付け」と「車両お披露目式」が行われた。
徳島県とJR四国との「おどる宝島!とくしまキャンペーン」に伴う鉄道利用による観光パートナーシップ協定の一環として、徳島ヴォルティスJ1参戦を記念して計画された今回の取り組み。同駅2番線ホームで、昇格をPRするラッピング車両のお披露目式典、ヘッドマークの除幕式・取り付けなどが行われた。
ラッピングは1200形気動車両4両の側面に施され、うち1両の車内には選手の顔写真や名前、ポジションなどのプロフィールを掲載したバナーが車窓上部に取り付けられ、チームフラッグも掲示。車両を見に来た家族は「ラッピングを見て、本当にJ1に昇格したと実感した」と喜びを話す。車内バナーについては、「選手の顔が覚えられるので、とてもいいアイデアだと思う」とも。
同市内飯谷町から車両をわざわざ見に来たというヴォルティスファンの女性は「普段列車には乗らないが、これからこの車両を見つけたら絶対手を振りたくなる。いや、必ず振ります」と笑顔で話していた。
初運行はホーム開幕戦(対セレッソ大阪、14時~)の3月8日を予定。行き=11時08分徳島駅発・11時49分鳴門駅着、帰り=16時35分鳴門駅発・17時11分徳島駅を予定。運行期間は2017年3月31日まで。同県内全域を運行する予定。