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徳島に凱旋、チームラボのデジタル作品が国内初常設展示へ

食事をしながら作品を見ることができる

食事をしながら作品を見ることができる

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 徳島・東新町1丁目商店街の「nyanfflu(にゃんふる)」(徳島市東新町、TEL 088-679-8888)で3月29日、チームラボ(東京都文京区)のデジタルワーク作品の日本では初となる常設展示が始まった。

アート作品名は「踊る人」

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 3月中旬に移転オープンした同店。クレープなどのスイーツを中心にドリンクなども提供。26席のイートインスペースを設け、食事をしながら作品を間近で見ることができる。店舗面積は20坪。

 作品を依頼したのは「青和(せいわ)」(阿波市)の和泉社長。昨年6月、チームラボの作品をネットで見つけ、常設展示できるよう同社の猪子寿之社長に直接掛け合ったという。

 店内で展示するのは、昨年10月26日から今年2月16日まで開催された「シンガポール・ビエンナーレ2013」で新しく発表された「秩序がなくともピースは成り立つ」と同様のホログラム作品。壁面に設置した縦90センチ、横46センチのテレビモニター8台に8体の映像を映し出す。作品名は「踊る人」。

 「幼いころから毎年徳島県の『阿波(あわ)踊り』に参加している」という同県出身の猪子さん。「その中で観察してきたことが作品のベースになった」と話す。

 徳島県初の展示、日本初の常設展示になることについて和泉さんは「ここまでくるのに時間がかかったので、今はようやく肩の荷が下りた気持ち」「常設でチームラボの作品が見られるのはここだけなので、徳島へ来た際はぜひ立ち寄ってほしいし、これを目的に徳島へ来てほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時。

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