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「阿呆連」の阿波踊り、徳島の商店街で公開練習始まる

本番さながらの練習を行う阿呆連

本番さながらの練習を行う阿呆連

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 徳島・東新町1丁目商店街アーケード内で6月6日、阿波踊り振興協会に所属する有名連「阿呆連」の公開練習が始まった。

躍動感ある男踊り

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 2006年から始まった同アーケード内での公開練習。1丁目商店街、2丁目商店街、籠屋町商店街の3商店街が交わる「コルネの泉」前を起点に、アーケード入り口方向へ長さ約40メートル、幅約5メートルに渡り踊り込み本番さながらの練習を行った。

 徳島駅から繁華街への途中に位置する同商店街。通りがかりの観光客やビジネスマンが足を止め、迫力ある踊り子たちの姿を撮影する人や、鳴り物のおはやしでにぎわいを見せた。初夏の風物詩として地元カメラマンなども集まり、練習開始の情報をブログなどで紹介した。

 同連は1948(昭和23)年の設立以降、正調阿波踊りを続けてきた歴史ある連の一つ。現在、約120人の連員がおり、この日は約70人が参加して練習に汗を流した。公開練習は7月末までの毎週金曜の全8回、19時~21時に行う予定。

 連員の一人は「一般の通行人がある商店街での練習は、公園などでの練習と違い人に見られるということ意識する。本番までに場慣れができ、メンタルなども鍛えられるので調整期間のこの時期には最適の場所」と話す。

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