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徳島でフリーペーパー「KATALOG」創刊-四国の魅力を発信

「幸せに生きる手がかりを探してほしい」と話す杉編集長

「幸せに生きる手がかりを探してほしい」と話す杉編集長

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 四国に住む人に焦点を当てたフリーペーパー「KATALOG(カタログ)」が6月13日、徳島で創刊される。

表紙にも人が写る写真を採用する

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 「心豊かな四国の暮らし」を紹介する同誌。発行は四国内での人材育成事業などを手掛けるコンサルティング会社「リレイション」(徳島市南佐古八番町)。杉大輔編集長を含めた5人のチームで取材、編集作業を行う。

 昨年12月ごろに発行した「創刊準備号」が形になったことをきかっけに、約半年の準備期間を経て今回の創刊に至った。5000部を発行し、四国外のエリアを中心に約200カ所のカフェや雑貨店、アートギャラリーなどに設置。体裁はB5サイズの中とじで、20ページで構成する。

 「カタログ」は、「語る」(=カタル)、「くつろぐ」(=クツログ)、「記録する」(=log)を掛け合わせた造語。「編集部が取材先の人と語り、くつろぎ、共有した時間を記録すること」をタイトルに表現。「誌面はできる限りシンプルに、写真を多く使うよう心掛けた」という。

 今回紹介するのは、高知県の大豊町、本山町、土佐町、大川村の3町1村で形成される「嶺北地域」。日本で最も人口が少ない市町村(離島を除く)の大川村で生活する川上夫妻にスポットを当て特集を組んだ。

 「人の魅力を伝えようとすることの難しさ。その人たちの面白さを言葉にすることがとても難しかった」と杉編集長。「自分たちが面白いと思った人を紹介するのがコンセプト。読んで感じて、その魅力を体感しに四国へ来てほしい」と呼び掛ける。今後はホームページの開設も予定する。

 次回発行は9月上旬を予定。

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