徳島・万代中央ふ頭で11月16日、「アクア・チッタフェスタ2013」が開催される。主催は万代中央ふ頭の活性化に取り組むNPO法人「アクア・チッタ」。開催は今年で9回目。
とくしま吉野川支援の輪のスタッフによる「ワンコインカヌー体験」様子
今年のテーマは「ものづくり&体験」。カヌーやヨットクルージングなどのウオーターレジャーをはじめ、スイーツデコ作り、とんぼ玉作り、LEDクリスマスオーナメント作りなど約15の体験やワークショップを展開。併せて、徳島で注目されている若手バリスタ5人による「とくしまラテアートコレクション2013」も開催。プロがラテアートの腕前を披露するほか、来場者もラテアート体験できる。
日没後は、大人の雰囲気が楽しめる「ナイトフェスタ」に切り替わる。約6メートルの巨大クリスマスツリーの点灯をはじめ、生バンドのライブステージやワインバー、昔懐かしの夜店が登場するほか、震災復興支援ムービー「LIGHT UP NIPPON」も上映。19時45分からは、秋の夜空に打ち上げ花火が舞う。
万代中央ふ頭はかつて港町として栄えていたが、90年代から衰退。現在では古びた倉庫群だけが取り残されている。同NPOは同所ににぎわいを取り戻すため、「アクア・チッタフェスタ」などのイベントを開催し、同埠頭(ふとう)の認知向上とともに水辺空間の良さを再認識してもらう活動に取り組んでいる。同NPO事務局長の岡部斗夢さんは「まだまだ万代中央ふ頭のことを知らない人は多い。アクア・チッタフェスタを通じて少しでも多くの人にこの場所の魅力を感じてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時30分~21時。