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徳島市で「阿波踊り」準備始まる-夏の風物詩、赤と黄色のレトロちょうちん設置も

レトロなちょうちんが灯れば、祭りの盛り上がりもピークを迎える

レトロなちょうちんが灯れば、祭りの盛り上がりもピークを迎える

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 徳島市中心市街地で8月1日、お盆の「阿波踊り」開催に向けて、町中にちょうちんの飾り付けや演舞場桟敷席の設置作業が始まった。

藍場浜公園演舞場、桟敷席の組み立て作業の様子

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 8月12日~15日の4日間、中心市街地エリア一帯で開催される「阿波踊り」。午前8時から新町橋東公園、新町川ボードウォーク、両国橋西公園では赤と黄色のちょうちんの飾り付けが行われ、藍場浜公園では桟敷席の組み立て作業が始まり、新町橋商店街アーケード上には、演舞場を照らす照明器具などが設置された。

 設置するちょうちんの総数は約1万個。この日、飾り付けられたものは、徳島経済新聞調べで約476個。同市観光協会の担当者は、「例年、8月1日から準備作業に取りかかります」と話す。ちょうちんの設置作業を行った作業員のひとりは、「毎年、同じものを設置するが、古くなったものは新調し、電球の交換などを行う」「作業自体は至って簡単だが、暑さが大変」と笑顔を見せる。

 ボードウォーク近くでお店をする店員は、「この赤と黄色のちょうちんが飾られると、いよいよ夏本番がきたなとワクワクする。徳島の夏の風物詩ですね」と笑顔を見せる。

 ちょうちんの設置作業は、約10日間に亘って行われ、前夜11日には試験点灯を行う予定。

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