徳島・幸町に、パークサイドストア「エルブドメル」-永住目的で開店

「ゆくゆくは飲食ができるようにもしたい」と話す加藤さん

「ゆくゆくは飲食ができるようにもしたい」と話す加藤さん

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 徳島市役所隣接の「幸町公園」近くに7月14日、フラワーショップ「PARKSIDE STORE HERBE DE MER(エルブドメル)」(幸町3、TEL 088-624-7581)がオープンして1カ月がたった。

店内天井にはサーフボードを飾る

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 米カリフォルニアのサンフランシスコをイメージし、フレッシュフラワーやグリーン、花器などの販売を行う同店。神戸で約20年、フラワーショップ経営を行ってきたフローリストの加藤正治さんが、同県への移住とともに、枠に捕らわれないゼネラルストアを目指し、同店をオープンさせた。

 昨年10月から、「ザ・パシフィックハーバー」(中洲町3)1階のショップスペースでのフラワーショップを展開していた加藤さん。しばらくは、神戸店と同県を行き来していたが、同町エリアへ食事に来た際に見付けた幸町公園の紅葉の美しさにひとめぼれし、翌年春ごろ、同所への出店を決意。同県での永住を目的に、移り住み、店舗を構えたという。

 加藤さんは「花と携わるようになったのは、知人に紹介してもらい始めた花屋の仕事がきっかけだった。全く興味が無かった花の世界だが、その時に見た花の種類の多さにひかれ、はまっていった」と当時を振り返る。

 永住を決意したことに関しては、「知人も友人も全くいない土地ではあるが、好きな花の仕事ができ、波乗りにもすぐ行くことができ、今は全くストレスが無い状態。市街地から海までの距離がこんなにも近いエリアは全国でも珍しく、徳島に住んでいる人の特権。徳島でのライフスタイルの楽しみ方を外へも発信していきたい」と意欲を見せる。

 「昔から、同県を通り『生見海岸』(高知県安芸郡)へ頻繁に波乗りに来ていた」という加藤さん。「飽き症な自分だが、花とサーフィンだけは全く飽きがこない」「好きなことを常にできる環境がとてもうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~18時。火曜・水曜定休。

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