徳島・幸町の市民活力開発センター(徳島市幸町3)で11月15日、「四国NABEサミット」決起集会が行われた。
自前の「自慢鍋」を持ち寄った参加者が、鍋を囲みながら他地域の人たちと鍋をつつき合い、交流を図る同イベント。昨年は徳島県三好市で第1回を開催。四国各地や東京・大阪から約250人が集まった。
主催は四国の魅力を再発見してもらおうと集まった有志でつくる「四国サミット」。今年は全国市町村の中で最も人口が少ない村高知県大川村で開く。1年ごとに四国4県を回る計画だ。この日、同メンバーが集まり、打ち合わせを兼ね当日のスケジュールを確認した。
「全く知らない人同士でも鍋を囲めば仲が良くなる。人の鍋を食べる楽しみもある」と同会代表の祁答院(けどういん)さん。「(なぜ鍋なのかは)来てもらえばわかる。別に来なくてもいいけど…」と冗談交じりに話す。「何せ来てもらったらわかるので、ぜひ来てほしい」とメンバーの大石さん。「直前まで行くかどうか迷っていたが、行って良かった」と話す昨年の参加者は「参加して、鍋である意味がよくわかった」と話していた。
同サミットは11月17日に実施された。