調剤薬局などを経営するボン・アーム(徳島県南内町)社内で12月8日、「ダイエット企画」が始まった。
スタッフの健康増進と、さまざまなダイエット方法を試してみることで指導の幅を広げることを目的に、社員14人と社長の計15人自らがモニターとなりダイエットに取り組む。4年前から数回にわたり取り組んできた。今回は、スタッフから「またチャレンジしたい」と声が上がり始まった。
ルールは、3カ月間の体重減少と筋肉増加量をポイント制で計測し優勝者を決める。参加者は、どのようなダイエットを行ったか、食事シートやメッツ表と呼ばれる運動シート、体重管理シートに日々の活動を記録。体重1グラム減少につき1ポイント、筋肉量1グラム減少につき0.5ポイントマイナス(女性は0.3ポイント)、1グラム上昇につき0.5ポイントプラス(女性は0.3ポイント)のポイント評価を行い、最終的にポイントの高い人に優勝賞金として5万円を贈る。
企画には薬剤師なども参加。経営する薬局では近年、利用者から食に関する質問が多数寄せられるようになり、適切な答えを提供しなければならない機会が増えてきたという。「病気にさせない」ことを目標に、自分たちの体験や集積したデータから適切な食事や生活習慣を提案し、改善へ向かう指導を行える環境をつくり出すという。
ダイエットカウンセラーの近藤さんは「それぞれの身体に合った適切なダイエットに取り組むと、自分の身体をきちんと知ることになる。一度そのノウハウができるとリバウンドにも対応ができ、自分に合ったベストなダイエット方法に取り組むことができる」と話す。