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徳島出身の蔦監督、新作映画「藍の手」が短編映画コンテスト2次選考に

「徳島を題材にした映画を作っていきたい」と話す蔦監督

「徳島を題材にした映画を作っていきたい」と話す蔦監督

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 徳島の藍染めを題材にした企画映画「藍の手」が9月11日、短編映画コンテスト「MOON CINEMA PROJECT」の2次選考ネット投票に進んでいる。

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 徳島出身の映画監督蔦哲一朗さんが企画する同作品。8月11日に始まった1次選考を通過し、現在4作品での2次選考が行われている。ウェブ上に新作企画書を公開しており、一般投票により、最も得票率の多かった企画をグランプリに選出する。

 井上・月丘映画財団が「日本映画界の活性化と、日本文化向上、国際的な普及」をテーマに、将来性のある若手映画監督がステップアップするチャンスを提供する同コンテスト。グランプリには、奨励金500万円を企画制作費用として支給する。

 過去、2013年に「祖谷物語-おくのひと-」で第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門のスペシャル・メンションを受賞した蔦監督。2014年には「阿波文化創造賞」も受賞。現在、池田高等学校野球部を高校野球日本一に導いた祖父蔦文也の足跡をたどる記録映画の製作を進めている。

 今回の作品について、蔦監督は「徳島の藍染めを題材にした映画を作りたい。徳島を象徴する藍色を、デジタルでは出せない35ミリフィルムの奇麗な映像で表現したい」と意気込みを話す。

 投票は9月20日まで。

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