徳島中央公園周辺で3月22日、「スポーツGOMI拾い大会 in TOKUSHIMA」が開催される。
「スポーツで街をキレイにする」をコンセプトに、2008年に東京で始まった同イベント。徳島県内では初、四国内では3番目の開催となる。同県下でのエコ意識の向上と、スポーツ活動の推進や、地域清掃と地域交流を図る場をつくることを目的に開く。主催は、一般社団法人「日本スポーツGOMI拾い連盟」に加盟する「徳島実行委員会」。大学生スタッフ28人を中心に活動を行う。
同大会は、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の新しいスポーツ。
今大会では、徳島中央公園周辺の定められたエリアで制限時間内に、5人1組のチームでごみを収集しポイントを競い合う。ポイントは「種類」「量」「数」により換算され、点数が付けられる。各チームには審判が付き、「ごみ箱から拾う行為や、道路へ出ないなどの安全確保」を見守る。
参加は事前申込制で、募集は20チーム。個人参加も受け付ける。上位入賞チームには表彰状やメダルなどを用意する。
広報担当で徳島大学1年生の高木さんは「ごみ拾いをよくスポーツに結びつけたと感心した。社会奉仕活動を『競う』ものに変えた発想に面白さを感じた」と話す。同スタッフの藤原さんは「以前から存在は知っていたため、徳島で開催すると知ってうれしかった」と笑みを浮かべる。同実行委員長の戸田さんは「ゆくゆくは、徳島でごみを拾う人数の多さでギネス記録をつくりたい」と意気込む。
開催時間は10時~13時。参加方法などはホームページで確認できる。申し込み締め切りは今月8日。