徳島・山城町に4月8日、揚げたてチュロス専門店「chu chu churros cafe - OKINOHAMA」(徳島市山城西2、TEL 088-624-9448)がオープンした。
東新町1丁目商店街に本店を構える同店のフランチャイズ1号店として出店。店舗面積は約14坪、カウンター2席、テーブル18席を用意。店舗は白を基調にカジュアルな雰囲気を演出。徳島文理大学の目の前に立地するため、学生をメーンターゲットに設定。店内ではフリーWi-Fiやコンセントなどの設備のほか、コミュニティースペースとして自由に書き込める縦270センチ、横260センチの黒板を設置する。
同店のチュロスは、徳島産の米粉、県南部の藻塩、阿波和三盆糖など、「地産地消」をテーマに県内産の素材にこだわり、独自の配合で生地を作り上げる。熱々のチュロスを提供するため、オーダーが入ってから180度の油で約2分揚げ、外はカリカリ、中はモチモチの食感に仕上げる。生地には小麦粉や卵などを含まないため、食物アレルギーを持つ子どもでも安心して食べられる配慮を行う。
キッチンでは、本場スペインから直輸入した「チュロスマシン」が見えるよう、高さ80センチ以上の部分をガラス張りにし、オーダーを待つ間、「揚げる姿が見える」演出を行う。店内では10人掛けのセンターテーブルを設置。香川県の家具工房「wood-furniture+1」のデザイナー兼代表の二宮さんに製作を依頼。トイレの壁面には輸入壁紙専門店「WALLPAPERHOUSE」で選んだトイレットペーパー柄のものを店長自ら貼り付けたという。
メニューは、パウダーをまぶしたチュロス全7種類、「シュガー」「シナモン」「きなこ」(各194円)、「チョコ」(216円)、「阿波和三盆」「抹茶」「ジンジャー」(各238円)や、ノリとしょうゆを合わせた「いそべ」、「ブラックペッパー」「ゴマ」「スイートチリソース」(各248円)、北海道ソフトクリームに揚げたてチュロスをさして食べるチュロサンデー全8種類、「いちご」「チョコ」「キャラメル」「抹茶」(各562円)、「メープル」「黒蜜」「カラメル」「ジンジャー」(各594円)、「チュロス&ホットチョコラータ」(630円)、「チュロス入りパニーニランチ」(842円)、「とくしまあわおどりバーガー」(540円)などをラインアップする。
織原店長は「休憩時間や学校帰りに立ち寄ってもらいたい。揚げたてチュロスを食べる習慣が日本でもスタンダードになるよう頑張りたい。沖浜エリアの地域の皆さんに愛される店づくりを目指す」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~20時。今後はプロジェクターなども設置し、ゼミやサークルなどの団体で活用できる環境を整えるという。