徳島・新町橋東公園で11月1日・2日の2日間、食肉フェア「俺たちの阿波牛祭り」が開催される。
同県で育った黒毛和牛、4等級以上の阿波牛4000食を焼き肉にし、2日間にわたり無料で振る舞う同イベント。今回で4回目を迎える。県内で生産直売を行う生産者で組織する同県食肉消費対策協議会が主催する。
阿波牛とは、同県内で育てられ血統明瞭な黒毛和種のうち、「日本食肉格付協会」5段階規格の上位等級(5等級と4等級)に格付けされた肉のことを指す。「消費者が安心して肉を選べられるよう、食肉についてのいろいろな情報提供を行う」ことをテーマに開く。生産者の藤岡さんは「日本産の黒毛和牛のおいしさを再確認してもらえたら」と話す。
会場では、ドラム缶を半分に切ったバーベキューコンロ2台を使い、炭火で肉を焼き、ツケダレに付けて提供。2000食の総重量は約200キロ。牛1頭分に相当し、2~3切れを1人前として振る舞うという。併せて、阿波牛紹介のパネル展示やパンフレット配布も行う。現場に立つ生産者が質問にも直接答える。
藤岡さんは「振る舞う肉は、焼き肉屋さんで提供している『特上』と同等レベルのもの。阿波牛のおいしさを味わってほしい。ぜひ召し上がっていただきたい」と来場を呼び掛ける。両日、先着200人にトートバッグも進呈する。
開催時間は11時~15時。参加無料。試食は両日無くなり次第終了。雨天決行。