徳島のかまぼこ店にバレンタイン商品-ハート型フィッシュカツ「愛はカツ天」

こだわりの製造方法で練り物を作る四宮蒲鉾店

こだわりの製造方法で練り物を作る四宮蒲鉾店

  • 0

  •  

 徳島・津田本町の「四宮蒲鉾(かまぼこ)店」(津田本町2、TEL 088-662-0743)が2月7日、バレンタイン向けハート型のフィッシュカツ「愛はカツ天」の販売を始める。

店舗外観

[広告]

 同県のローカルフード「フィッシュカツ」をハート型に成形し、季節の商品として販売を行う同商品。2月から予約を始め、7日から店頭やインターネットでの販売を開始する。甘いもの以外でバレンタイン商品を探す購入者などから人気を集めている。

 フィッシュカツは白身魚のすり身を手のひらサイズに広げ、パン粉をつけて揚げたもので、同店では、すり身をハートの押し型で一つ一つ成形し、手取りをした後パン粉にまぶし、160℃の釜で3分、175℃の釜で5分揚げて製造を行う。価格は昨年の1枚350円から378円に改定。バレンタイン用のラッピングも用意し、県外発送にも対応する。店頭、インターネットでの販売を行う。

 1840年(天保11年)創業し、5代に渡り運営を続ける同店。同県の港で水揚げされた小魚を使い、「赤穂の天塩」「種子島の洗双糖」「三河本みりん」などの最高級調味料で味付けをし、つなぎには北海道産非遺伝子組み換えジャガイモでんぷん、無添加菜種サラダ油を使うなど、合成保存料、化学調味料を一切使用しないこだわりの製造方法・販売を行う。

 現在、竹ちくわやフィッシュカツ、天ぷら、ちぎり揚げなど、約30種類を越える商品を展開。冬季には「お徳用おでんセット」(515円)がよく売れるという。「高島屋日本橋本店」(東京都中央区)や、昨年には「福島屋」(東京都羽村市)などにも一部商品を卸すなど、県外販路も拡大している。

 同店スタッフの的石さんは「販売から5年がたち、認知度が増えてきている。販売数も少しずつ伸びている」「食べる時は、トースターやフライパンで3、4分温め直すともっとおいしく食べられます」と笑顔を見せる。

 店頭販売は2月10日~2月14日。営業時間は9時~17時。日曜・第3木曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース