徳島・神山町の「里山みらい」(神山町神領字本上角100)で3月1日、「樽(たる)解禁 神山ルビィアワード2015」が開催される。
同町内で梅干しづくりを行う梅農家9人の作品を一堂に集め、製造過程のパネル展示や梅干しの販売などを行う同イベント。今年は、会場で各農家の梅干しを試食し、お気に入りの3品を選ぶアワード投票を新たに企画。人気上位を決定し、表彰式を行う。企画・運営は、里山の伝統文化を後世に伝え未来を創造する活動を行う「里山みらい」(名西郡神山町)。
出品者は、森君子さん、森弘子さん、藤岡仁人さん、海老名良子さん、横川武夫さん、大久保定一さん、松本吉郎さん、近藤美智子さん、大久保由圭里さん、の9人。同町産の南高、白加賀などの木成り完熟梅を塩とシソのみで一粒ずつ漬け込んだ梅干しを「神山ルビィ」と名付けてPR展開する。塩分濃度は約16%、甘味料や着色料などの添加物を加えず、昔ながらの製法にこだわった梅干しを紹介する。
期間中、同町内では約1万6000本の梅が咲き誇る「阿川 梅まつり」も同時開催。町全体をイベント会場にするため、梅を使ったオリジナルメニューを提供する飲食店などを巡る「食べ歩きスタンプラリー」も開く。集めたスタンプの数に応じ「神山温泉券」や「神山ルビィギフトセット」などの景品を贈呈する。
参加店は、「Cafe on y va(カフェオニヴァ)」、「Yusan Pizza」、「粟カフェ」、「松葉庵」、「梅里」、「宮本製菓店」など。「梅トリュフ」(一粒200円)や、「木次モッツァレラと梅くるみソースのピッツァ」(1,580円)、「古代米入り玄米カレー(梅チャツネ入り)」(780円)、「梅と鰯のいそべ揚げ定食」(1,250円)、「梅香る五種の野菜巻き定食」(980円)、「梅しみず」(145円)なども用意する。
3月5日は、中島デコさん、中島子嶺麻さんが梅干しを使ったレシピのデモンストレーションを披露する「デコとシネマのマクロビクッキング」を開く。
開催時間は10時~16時。3月22日まで。