「あすたむらんど徳島」(徳島県板野郡)で3月1日、「チームラボ Falling Universe of Flowers in the Planetarium、まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり展」が始まった。主催は徳島県。
同施設の「プラネタリウム」と「多目的ホール」では現在、徳島県出身の猪子寿之さんが社長を務める「チームラボ」が手掛けるデジタルアート2作品の上映を行っている。
今回、同社で初めて既存のプラネタリウム施設を活用し上映した作品「Falling Universe of Flowers」は、1000万本を超える花が宇宙に咲き渡り、ドーム空間に無限に広がる様子を表現する。約50分間の通常プログラムの最後の10分間に同作品を上映する。座席数は191席。平日4回、土曜・日曜5回の上映を予定する。
特設スクリーンに映し出す「まだかみさまがいたるところにいたころのものがたり」は、上部から降りてくる象形文字に触れると、その文字が意味する動物や植物、炎などが現れる。館内では、文字に触れるため飛び跳ねる子どもの姿や、子どもを抱っこする親の姿も。文字に触れて、「やった」「イエーイ」などの歓声を上げ楽しんでいた。
初日に会場を訪れた親子は「昨年のお絵描き水族館がとても楽しかったので、今回も早速足を運んだ。子どもたちが喜ぶので私たちもうれしい」と笑顔を見せる。
入場料は、一般510円、小・中学生200円(1作品ごと)。3月29日まで。