徳島・二軒屋のコワーキングスペース「Train Works」で7月11日、地域からSNSを活用した情報発信を推進するためのカンファレンスイベント「Socialmedia Meetup! in TOKUSHIMA vol.02」が開催される。
企業や自治体、団体や個人など、ソーシャルメディア(以下、SNS)を活用した情報発信に関心のある人を対象に展開する同イベント。県内での情報発信を活性化させることを目的に、中四国を中心とした県外のSNS活用事例を紹介するなど、情報交換と交流、学びの場作りに取り組んでいる。
今回のテーマは、「ソーシャルメディア×防災・減災、地域の魅力情報発信(ご当地キャラクター)」。ゲストは、復興庁復興推進参与を務めITを活用した「減災」に取り組む小和田香さん、県庁危機管理部とくしまゼロ作戦課の坂東淳さん、須崎市元気創造課元気創造係の守時健さん、農業生産法人「黄金の村」(徳島県那賀郡)の大城容子さんの4人。2部で構成する「オープニングセッション」(=無料)と「テクニカルセッション」(=有料)にそれぞれ登壇する。
現在、助成金に頼らず毎年継続することを目的に、クラウドファンディング「キャンプファイヤー」を活用し、支援の呼び掛けも行う。会場選びには、自家用車を最寄り駅などに止めた後、公共交通機関を利用して目的地に向かうシステム「パークアンドライド」を実践できるなど、駅舎内に立地している同所を選定した。
主催者のノダさんは「県内では、南海トラフ巨大地震の想定だけではなく、昨年は浸水被害や大雪による集落孤立などの自然災害が多く発生した。その上で、防災・減災の観点から、ソーシャルメディアをどう活用していくことができるのかを皆さんと一緒に考えたい」と参加を呼び掛ける。
「昨年に比べ、県内でも地域の魅力情報発信を行うために、SNSを活用する事例が増えてきたことを感じている。活用方など、困っていることを共有する場を提供し、さらなる活用を推進していきたい」と意気込みを話す。
開催時間は13時30分~18時。テクニカルセッション入場料は、1,000円。当日の入場までペーパレスで利用できるサービス「Peatix」を活用する。