徳島・東新町1丁目商店街「コルネの広場」前で7月9日、県マスコットキャラクターの「すだちくん」を起用したエア遊具「すだちくん ふわふわドーム」が初披露された。
県内に本社を置くイベント会社「T.O FUTURE PLAN(ティーオーフューチャープラン)」(徳島市昭和町)が自費制作した同遊具。今月1日に納品され、当初県庁でのお披露目を検討していたが、天候のことも考慮し「町のにぎわいにもなれば」と同商店街でお披露目会を行い、すだちくんも会場に駆け付けた。
遊具の大きさは、高さ6メートル、直径5メートル、最大使用人数8~10人(10歳まで)で、大人は最大3人まで使用できる。送風機でふくらませ、電源を入れてから10分で完成するという。
小川社長は「イベンターとして、徳島にまだないシンボルタワーを作ろうとの思いから、アイキャッチになるふわふわドームを考案した」と話す。県からすだちくんの使用許可を得て、デザイン費など計162万円をかけ国内で製作。構想から約半年で完成に至った。
梱包(こんぽう)した際の本体サイズは約1メートル。入り口階段と送風機を合わせても軽バン1台で運搬ができる。レンタル費用は本体=1日16万2,000円、2日以上の場合は2日目以降=75,600円、配達料(設置撤去費含む)=5万4,000円。
小川社長は「このドームを持ってどこへでも行く気持ちでいる。ミラノでも東京でも」と笑顔を見せる。「今週末、そごう2階のデッキでの使用を考えていたが、台風接近のため中止にした。アミコ専門店街の1階イベント広場も計画していたが、サイズが収まらないとのことで諦めた」とも。
次回は「フジグラン北島」(徳島県板野郡)で、7月18日~20日のお披露目会を予定する。