「アスティとくしま ときわプラザ内ときわホール」(徳島市山城町)で8月8日、劇団まんまる第1回公演「夏のまんまる祭り」が開催される。
「面白い奴が偉い」をモットーに、今年から徳島を拠点に四国で活動を行っている同劇団。地元での旗揚げ公演として、昼の部・夜の部を合わせた10本のオリジナルショート演劇を上演する。
大学時代演劇部に所属し、10年ぶりに役者として活動を再開した丸山裕介さんを代表に、大学生と社会人を合わせ11人で構成する劇団員たちは現在、公演に向け連夜稽古に励んでいる。
今年1月の短編演劇祭「四国劇王」の出演をきっかけに、「自分たちの作りたいたいものを作る」ことを目的として、今年3月から本格的に活動を開始した。5月には愛媛県松山市で開催された「C.T.T vol.14」に出場するなど、県外でも積極的に活動を行う。今公演は、劇王と松山での2作品に加え、新作として書き下ろした8作品を含めた全てオリジナル脚本の10作品を上演するという。
丸山さんは「徳島の演劇を今よりもっと面白くするために、自分でやる道を選んだ。県内で活動する人たちと徳島の演劇界を盛り上げるため、県外とも積極的にコンタクトしていきたい」と笑顔を見せる。
開演は、昼の部=14時、夜の部=18時。入場料は大人子ども共通=500円。