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徳島の繁華街に「しょーねるサンダース」 阿波尾鶏の「Xマスチキン」を店頭販売

「例年、24日の売れ行きが一番いい」という

「例年、24日の売れ行きが一番いい」という

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 徳島・仲之町の骨付き阿波尾鶏「一鴻 徳島本店」(徳島市仲之町1)が12月23日~25日、店頭でクリスマスチキンの販売を行った。

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 今年で4年目を迎える同企画。「街中ににぎわいを出すこと」や「お客さまに愛と平和が訪れることを願うこと」を目的に、4年前から同店が入るビル1階で販売を始めた。今年は昨年と同様の500個を販売した。初日は雨にも見舞われたが、好調な売れ行きだったという。

 販売を担当するのは、同店やドイツバル「アラカルテ」(両国橋)を経営する食人(新町橋2)の庄野社長。「カーネルサンダース」と庄野(しょうの)を文字った「しょーねるサンダース」と名乗り、自ら連日街頭に立った。

 庄野さんは「しょーねるサンダースになるために1年間、鶏の仕込みの練習、声だし練習、笑顔の練習、体重の維持を頑張ってきた」と振り返る。デニムシャツにブラウン系のツイードジャケット、赤いニットに水玉模様のちょうネクタイのいでたちで客を迎え、クリスマスムードを盛り上げる。

 販売するのは、同店の主力商品である阿波尾鶏の「骨付き阿波尾鶏(=通称ひな)」と「骨付きおや」の2種類。テークアウト特別価格として「骨付き阿波尾鶏」を1,200円、「骨付きおや」を920円で販売した。

 毎年、口コミで広がりを見せ、予約数も増えているという。今年は「愛と平和が訪れることを願っています」という口上に対し、通りがかった女性から一輪のバラをプレゼントされるといううれしい出来事もあったという。

 「鶏をよりおいしそうに見せるため自身の容姿にもこだわっている」と話す庄野さん。突き出たおなかが引っ込まないようにと体重維持に気を配るプロ意識を見せるが、「家族には理解してもらえない」と嘆く。

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