結婚式場とレストランを営業するザ・パシフィックハーバー(徳島市中洲町3)が10月2日、総菜のテークアウト専門店「ハーバーデリカ」(同)をオープンした。
ハーバーデリカは、コロナ禍の影響でレストランに来店できない客に、自宅で料理やサービスの雰囲気を味わってほしいと、同店のシェフが作る総菜の販売を始めた。前菜やスープ、メインとなる魚料理・肉料理など約10種類を日替わりでそろえる。現在は、秋の食材のキノコや栗、カボチャなどを使った商品を並べる。
オープン日は、前菜のシーザーサラダ(100グラム500円)、カプレーゼ(同600円)、海の幸のカルピオーネ(同550円)などと、メインとしてローストビーフ(同1,600円)、国産豚のグリル(1カット800円)、サーモンのグリル(1ポーション800円、以上全て税別)などを販売。
今後は、パエリアを作ることのできるミールキットをフライパン付きで販売する計画もある。作り方を動画などでレクチャーし、家庭でレストランのパーティー料理を楽しんでもらおうという試みだ。別料金を追加で支払えば、レストランで使っている食器も貸し出す。支配人の奥田智子さんは「記念日やイベントの時だけでなく、普段の家庭でも気軽にレストランの雰囲気を味わってほしい」と話す。
営業時間は11時30分~18時。水曜定休。