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「藍よしのがわトロッコ」運行開始へ 徳島駅での展示会に鉄道ファンら

「藍よしのがわトロッコ」の車両展示会に並ぶ来場者

「藍よしのがわトロッコ」の車両展示会に並ぶ来場者

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 徳島駅の1番線ホームで10月4日、「藍よしのがわトロッコ」の車両展示会が行われた。

藍よしのがわトロッコ列車の外観

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 当日は、整理券を求める鉄道ファンなどが開催時間前から改札前に列を作った。混雑を回避するため、来場者はグループに分けられ一度に乗車できる人数を制限。来場者は時間になると順番に列車に乗り込み、思い思いに車両の撮影などを楽しんだ。

 車両は藍色のグラデーションが特徴的な2両編成で、後部の車両がトロッコ車両になっている。今年は10月・11月の土曜・日曜・祝日、徳島駅~阿波池田駅間を1日1往復運行する。全席指定で、運行日の1カ月前から予約可能。運行開始の10月10日と11日の座席は既に満席となっている。

 家族4人で参加した西條見正さん(自営業)は長男の唯正さん(小学6年)が電車好きなことから鉄道関係のイベントによく参加していると言い、車両の撮影を楽しんでいた。実際に車両を見た後、「藍色がきれいで、ぜひ乗ってみたい。土日しか運行しないのが残念」と感想を残した。

 鳴門市から訪れた豊田熙さん(学生)は「ネットで事前に見ていたが、思ったより色が鮮やかでいい」と話していた。

 徳島駅で開かれた展示会には200人が来場。同日、午前中に行われた阿波池田駅の展示会には150人が来場したという。

 運行開始の10日には、出発記念式典を行う。来年以降もチケットの売れ行きを見ながら、春と秋のシーズンに運行する予定だ。

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