徳島・川内町の海水浴場「小松海岸」で12月15日、NPO法人「環境コミュニティみらい」が主催する「小松海岸漂流・漂着ゴミ回収清掃活動」が開催された。
同NPOの呼び掛けで「阿波まち活性協議会小松海岸保護クラブ」に所属する地元サーファー70人を含め、総勢250人のボランティアが同海岸の一斉清掃を行った。9時から12時までの3時間で集まったゴミの量は約600キロ。漂着した大木なども回収した。
同海岸は徳島駅から約5キロの位置にあり、同市内唯一の海水浴場。地元をはじめ、高松・神戸方面からも訪れる人がいるサーフスポット。仕事前にサーフィンができる環境にあり、一年を通して利用者が多く、泳ぎたいと思ったらすぐに行ける同市民のホームビーチとして愛されている。
同活動に参加した地元サーファーは、「いつも使用している海岸なので、こういった取り組みには今後も積極的に参加したい」「いつもきれいな海岸で気持ちよくサーフィンができるようになれば」と話す。地元の子どもたちは「疲れたけど、時間がたつにつれてゴミが集まってくると楽しくなってきた。友達と競争しながらゴミを集め盛り上がった」笑顔を見せていた。