「ポケットモンスター」のキャラクターをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」が徳島県内で初めて鳴門市内に設置されて、2月26日で1カ月がたつ。設置場所は網干休憩所(鳴門町土佐泊浦)、うずしおふれあい公園(撫養町斎田)、鳴門・大塚スポーツパーク(撫養町立岩)の3カ所。
鳴門市観光振興課は「設置してから約1カ月がたった。土日はもちろん、平日もポケふたの撮影に訪れる家族連れも多く、反響の大きさを感じている」と話す。
「ポケふた」に描かれているのは、鳴門の渦潮をイメージするような腹部に渦巻きがある「ニョロモ」や「ニョロゾ」、鳴門金時の畑から顔をのぞかせる「ディグダ」。特産の鳴門ワカメと共に描かれているのは「シードラ」や「キングドラ」。オーロラポケモンと呼ばれる伝説のポケモン「スイクン」。
同課では「ポケふた」の場所を示したポスターを作成し、観光施設などに掲出して周知を図る。「ポケふたを新たな鳴門市の観光資源としてアピールしていきたい。ポケふたをきっかけに、他の観光スポットや市内の店舗を周遊してもらえるよう、SNSなどでの情報発信を行っていきたい」という。
設置された「ポケふた」は、スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ「Pokemon GO(ポケモンゴー)」で使うアイテムを取得できる「ポケストップ」として登録されている。